リレーエッセイ

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Relay essay

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第27回 博士前期課程10期生  高橋直美さん

博士前期課程10 期生 博士後期課程在籍中の高橋直美と申します。 前回の 鈴木小百合さんとは、博士前期課程で苦楽を共にした間柄です 。小百合さんは 、 現在 私の母校で教員をされているという不思議な ご縁 もあり、母校や恩師の 近況 を 教えて頂いたりもしています。また、博士後期課程に進学後は、研究のことで相談にのって頂いたり、学会でお互いの研究の取り組みを報告し合ったりと、 今尚 心強い存在になっています。
私は、首都圏の私立大学病院に勤務した後、学生の頃から憧れていた海外へ渡りました。 当時の英語力は本当に酷いものでしたが、何でもチャレンジしてみよう!という気持ちは、 人一倍 強かったと思います。生活 にも慣れて きた頃、病院を見学したい と思った私は、総合病院に行き、その旨を伝えました。今思えば、どこから来たかもわからない日本人に なんと親切に …と思いますが、看護部長さん自らが 対応してくださり 、病院 内 を 見学するチャンスを頂きました 。その後救急部のスタッフとも交流を持つことができ、貴重な体験だ った !と高揚 して帰路についた ことを昨日のことのように覚えています 。
帰国した私は、故郷の山形に戻り、山形大学医学部附属病院、訪問看護ステーションに勤務し、博士前期課程修了を機に山形県立保健医療大学に入職しました。 現在は、 臨床と在宅での 看護師 経験、そして大学院での学び を基盤に 、海外での経験 も活かしながら 教員として看護職の育成に携わっています。
私は、これまで興味を持ったことややってみたいという気持ちをただ素直に受け止め、行動に移してきました。このことがキャリアアップと言うかはわかりませんが、私 は行動してこそ、新たな自分 に、そして沢 山の素敵な人たちに 出会えると考えています。みなさんはどのようなことに チャレンジ して 、素敵な人たちに出会って い ますか?