リレーエッセイ

リレーエッセイ

Relay essay

リレーエッセイ

第6回 学部14期生 佐藤奈津美さん

永澤成人くんよりご紹介いただきました、学部14期生佐藤奈津美です。
成人くんからリレーエッセイの話を頂いた時は「えっ!!わたし!?働き出してまだ半年しか経っていないのに、大丈夫かな?」ととても恐縮でした。しかし、実習で疲れた私の心をいやしてくれた「なるくん(=成人くん)」からのお願いです。断れるわけがありません。(笑)リレーエッセイを通して、なかなか再会をはたせない同級生のみなさんへの近況報告になればうれしいです。

私は、看護学科を卒業した後、山形大学養護教諭特別別科に進学しました。以前から「健康に関する知識や生活習慣は、最大の教養である。そのことを伝えられる養護教諭になりたい。」と考えていたものの断固たる決意はできずにいました。そのため別科での1年間は「自分はどんな養護教諭になりたいのか。」を考えるための一年にしました。そして、経歴も年齢も違う別科の仲間とお酒を飲みながら(笑)語り合い、多様な価値観と触れることができたことで、私の中で理想の養護教諭像が出来上がってきました。また、教育実習を通して、かわいい子どもたちと出会いました。大人からすればとても小さいことで子どもたちは悩み、傷つき、涙を流していました。そして、大人だったら見逃してしまいがちな小さな発見を全力で喜んでいました。そのような姿を見るたびに「子どもに寄り添えるような養護教諭になりたい」という気持ちが強くなりました。

そして、今年4月からは山形県の養護教諭として働いています。現在勤務している学校は児童生徒数20人のとても小さな学校です。心身共に健康で、これといった健康課題もなく「この学校に養護教諭はいらないのではないか」と思うときもあります。しかし、「極小規模校だからできること」「若いからこそできること」を探しながら、養護教諭としての役割を果たしたいと思っています。私の勤務する学校では問題になっていませんが、現在学校では「貧困」「発達障害」「虐待」などが問題になっています。そういった問題にも対応できるように、これからも学び続けていきたいです。心身共に健康に生きていく力をもった子どもを育てられるように、子どもに寄り添える養護教諭になるためにこれからも頑張ります!