リレーエッセイ

リレーエッセイ

Relay essay

リレーエッセイ

第39回 学部9期生 東海林千秋さん

こんにちは。9期生の東海林(旧姓 熊澤)千秋です。

 

私は看護師としての勤務を経て、現在は保健師として働いています。

 

今回、皆さんのリレーエッセイを拝読し、それぞれがさまざまな分野で輝きながら活躍されている姿に、大きな勇気をいただきました。私もあんなふうに、明るく前向きに自分を描けたら…と思いつつ、ここ最近は、なかなか気持ちが上向かない低空飛行の毎日です。

 

ここ数年は、新規事業を担当することが続き、昨年の異動でもまた、新たな事業の立ち上げを担当することになりました。ワークライフバランスはどこに??と思いながら、すっかり仕事中心の生活となっていて、平日に子どもと一緒に過ごせるのは、朝の30分と帰宅後の1時間ほど。慌ただしく時間が過ぎていき、十分に向き合えていないことへの申し訳なさや、家庭を犠牲にしているという罪悪感に、ふと悲しい気持ちになることもあります。それでも今、何とかこの環境の中で働き続けられているのは、周囲の先輩方が気にかけ、温かくサポートしてくださるおかげです。そんな恵まれた職場に身を置けていることに、日々感謝しています。

 

こんな忙しい日々の中にも、ふとした瞬間に小さな幸せが散らばっています。春から下の子も小学生になり、帰宅後に姉妹のランドセルが並んでいるのを見たときには、その成長にじんわりとした喜びと、なんとも言えないあたたかさを感じました。重くて抱っこも大変になったことも成長を感じ、ぎっくり腰を心配しながらも嬉しい重さです。

 

もうすぐ、子どもが大好きなSnowManのライブビューイングに、親子で参加する予定です。平日はなかなか一緒に過ごせないからこそ、休日は思いきり、子ども達が「楽しい!」と感じられる時間を、できるだけ応援していきたいと思っています。

 

次は、保健師として一緒に働いて、新しい道に進んで、がんばっている同期にバトンを渡します。