リレーエッセイ

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Relay essay

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第8回 学部7期生 村田恵理さん

はじめまして、学部第7期・博士前期過程9期の村田です。

大学を卒業して約10年が経ちました。(は、早い・・・(苦笑))

ご縁があり、当エッセイを寄稿する機会を頂きましたので、以下、私の卒後10年を振り返ってみようと思います。(私、出身は北海道旭川市ですが、卒業後は地元に戻らず転々としております。(笑))

 

大学4年の卒業研究において、“French paradox”に興味を持ち「赤ワインに含まれるポリフェノール化合物」について研究。

卒業後は「やっぱ東京でしょ!!」と上京(笑)。循環器の専門病院に就職し集中治療部(ICU)と循環器内科を経験。集中治療部(ICU)では、成人小児の開心術後の集中管理(呼吸管理・薬物管理・出血管理等)、循環器内科では、虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査・治療、不整脈に対するペースメーカー植え込み治療、心不全に対する薬物治療を、諸先輩方の温か~い指導の下で学び、公私ともに大都会での生活を満喫(笑)し、あっという間に約3年が経過。

このタイミングにおいて、就職後も研究に対する深い興味と好奇心が薄れることのなかった私は病院を退職。大学院に進学し「赤ワインに含まれるポリフェノール化合物」についての研究を更に進め修士号を取得。その後都内の総合病院へ就職し、循環器内科・呼吸器内科・神経内科の混合病棟で主に肺がんに対する化学療法と終末期医療を経験。

終末期医療に携わる中で徐々に「病院で人が亡くなること」について疑問が生まれ、悶々としていた頃、新規特別養護老人ホーム設立の話があり病院を退職し立ち上げから携わる。現在、山形にある某社会福祉法人に所属。教育・研修・広報・採用活動を担当し精力的に活動中。(因みに約4年の病院勤務では通常業務の他、主に教育と看護研究を担当し、勉強会等の企画・運営や現場のニーズに即した看護研究を実施しておりました。)

 

以上が私の卒後10年間です。自分のやりたいことを追及した結果、とても起伏に富んだ10年間になりました(笑)。

 

私の座右の銘は「意思あるところに道は開ける」です。一度きりの人生、皆さん、自分を信じて人生を謳歌しましょう♪(さて次は何処で何をしようかしら・・・(笑))